中山 忠彦 展―馥郁たる彩りの女神たち―〈洋画〉
■11月20日(水) → 25日(月)
■6階 美術画廊
中山忠彦先生は本個展開催直前の9月24日、惜しくも89歳で急逝されました。ご生前より計画されていた本展は、新作を含む先生最後の個展となり、遺作展となります。1935年福岡県に生まれ、大分県で育った中山先生は、画家を志し18歳で上京。19歳の若さで日展に初入選されます。その後は日展や白日会展を主な舞台に発表を続け、2009年から日展理事長を務め、また日本藝術院会員、白日会会長の重責を担い、日本美術界を牽引する大きな存在でもありました。先生の描く写実絵画は写真をなぞる様なリアリズムではなく、壮麗な色彩、計算された構図、卓越した筆致が創り出す造形が三位一体となり、対象をしっかりと凝視することで見えてくる人間の内奥にある美に迫ります。本展では、近年の日展、白日会展で発表された代表作のほか、新作の油彩画、素描を一堂に展観いたします。ご生前の先生を偲びながらご高覧いただけますと幸いです。
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