野中美里展 〜ネリネを束ねていく〜

普段見落としがちな日常風景。
日常の様々な場面で目にする景色を繋ぎ、情景として浮かび上がらせ画面に新たな風景を模索します。

テーマは「食卓と風景」。

アーティスト野中美里さんは、私たちが欠くことのない「食事」と、食卓に添えられた「花々」の関係性によって紡がれてゆく情景を、絵画と現実を交差させながら色彩豊かに描きます。
ダイヤモンドリリーとも呼ばれる「ネリネ」は、種によってはカラフルな花を咲かせます。この花のように、色とりどりのピースを束ねレイヤーとして重ね合わせることによりひとつの風景として表現しています。

新たなる食卓の風景をこの機会にぜひご高覧いただきますようお願い申しあげます。

■会期：10月25日（水）→11月6日（月）
■会場：新宿高島屋10階 美術画廊
※最終日は午後4時閉場。

プロフィール
1995年静岡県浜松市出身。
2020年武蔵野美術大学 大学院造形研究科美術専攻油絵コースを修了。在学中より、世界絵画大賞展 南嶌宏賞、シェル美術賞展2017 新藤淳 審査員賞、月刊美術新人デビュー グランプリ等受賞。

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