MASK
人間には自我や個性があるにもかかわらず、生身の自分だけでは生きていけない。かりそめのマスクで顔を覆う現代社会の人々。そして、自分自身を認めていても何者かに憧れを抱き、時には真似することで現実と理想のバランスを保っているのかもしれません。

MASKING / 1st impression
井上裕起展
■会期：2024年7月17日（水）→7月29日（月）
■会場：新宿高島屋10階美術画廊
最終日は午後4時閉場

井上裕起さんは、2003年に開催した初めての個展から一貫してサラマンダーを主なモチーフに作品を制作してきました。これまで生み出されたサラマンダーたちは、人間をめざして人型へ「進化」した姿で振る舞い、世の中を俯瞰して捉えつつも人間社会への批評性を孕んでいます。 本展では、人体がベースとなる新シリーズ「MASK」を発表。 これまでサラマンダーから見える世界を表現してきた作家が、人間の実像と虚像という境界線上から理想と現実の姿に迫ります。
新作「MASK」この機会にぜひご高覧ください。

• アート
• ライフスタイル
• 10階美術画廊
• 美術