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タカシマヤタイムズスクエア 本館 10階
百貨店

美術画廊

素材《陶》

カラダに最も近く心身の痕跡を宿す衣服

存在
時間
記憶

日常において色褪せ朽ちていく衣服。
素材を《布》から《陶》へ変換することにより半永久的な時間性を得、陶が持つ物質的に強い存在感と人間と密接な衣服のイメージを重ね生命の時間・記憶を表現しています。

衣服には、招福や祈りを込めたり日常の記録として植物などの刺繍やレースが施されました。
衣服から、かつての持ち主の私的な「庭」のような空間や時の流れを感じとれるのではないでしょうか。

手作業で粘土を彫ることによりひとつひとつの想いが留め籠められた衣服の焼き物。
静かなる存在感と時間の経過を表現した渾身作をご高覧賜りますようお願いします。

山本優美展
名前のない庭
Untitled gardens
■場所:新宿高島屋10階 美術画廊
■会期:2024年4月24日(水)→5月6日(月・休)
※最終日は午後4時閉場。

□プロフィール
2007年金沢美術工芸大学美術学部工芸科陶磁専攻卒業
2009年ベルギー国立ラ・カンブル美術大学セラミックコース修士課程修了
2014年金沢卯辰山工芸工房技術研修修了

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